紙ヒコーキと心中。

まいぺーすでのんびり屋。此処は、誰にも告げることの出来ぬ思いをブチ撒ける事に特化した掃き溜めのような場所。ですから、ミてもなぁんにも面白くありませんよ。…ああ、間違っても掃き溜めに鶴なんていませんので。というか鶴は逃げました。きっともう、戻ってこないでしょう。
まいぺーすでのんびり屋。






此処は、誰にも告げることの出来ぬ思いをブチ撒ける事に特化した掃き溜めのような場所。
ですから、ミてもなぁんにも面白くありませんよ。
…ああ、間違っても掃き溜めに鶴なんていませんので。というか鶴は逃げました。


きっともう、戻ってこないでしょう。

夢の話をしようと思う。

人を、同級生を、皆殺しにする夢を見た。

夢において、人を殺すというのは、必ずしも現実世界での「悪いこと」には当てはまらないらしい。
どちらかと言えば、「良いこと」だそうだ。

それを踏まえると、私のみた夢は、どういう意味を持つのだろう?


修学旅行に行くようなバスの中、見える顔は小学生の時の同級生達。
話し相手も、同級生。

私は何故か、ハンカチを忘れたことを思い出して、それを相談した。すると、話していた相手(2人いた。その2人は仲良しだけれど私とは普通)がしょうがないなというような顔をして、自分のスカートのポケットからすっとハンカチを出し、貸してあげると笑った。
一緒にいたもう1人は、その子に、貸しても大丈夫なのかと聞いたら、どうやら4枚持ってきているから大丈夫とのこと。
私は嬉しいけれど、本当に良いのかときいた。すると、良いよ良いよ大丈夫だからとまた笑う。それに私は大喜びでありがとうと言った。
他にも何か忘れたと騒いだような気がするが、いったい何だったのか忘れてしまった。

私は座るところを探してあちこち見て回る。
そういえばこのバスは、とっても不思議だった。
縦に、横に長いわけでもない、普通の観光バスみたいなのに、二股に別れているようで、片方は窓が大きいのか妙に明るくて、女子しかいなかったような気がする。
片方は逆に厳重にカーテンがひいてあるのか酷く薄暗かった。こっちはあっちとは逆で男子しかいなかったような気がする。
けれど、顔が見えないというわけでは決してなく、かといっとぼんやりというわけでもない。本当に、カーテンをひいた薄暗いあの感じ。
始めは明るい方へ、自分が座るところにはこれまた何故か横に長いマフラーのような毛布を敷くようになっていて、ある1人(家が近いが仲は?)の隣が(こちらはバスのように椅子が並んでいるのではなく窓に沿って、ずらーっと、人が座ると背中側が窓にあたる。背もたれはなし)空いていたので座ろうとすると、なんかもの凄い形相で睨まれ「ここはダメ。ここは座る人が…」とぶつぶつ言い始めたため、周りを見回すと、もうそこ以外に座るところがなく…仕方がないので薄暗い方(男子の方)へ。
思い出しながら思ったけれど、あそこは広かったのに、見回したら沢山の人がいた。それなのに、人が沢山いたというのは思い出せるのに、顔が思い出せない。靄?というか白くて見えない。白さが眩しかった。それに、……うちの学校にあるクラスは、どれもひとクラスだけだから、あんなにみっちり埋まるほど、人数はいない。じゃあ、あの人達は誰だったんだろう。
男子の方へ行くと、こっちはあっちとは何もかもが違った。ごく普通のバスの中の風景、人数も見合っていた。だからかなりの席が空いていて、座るところは沢山あった。
なのに何故か、こちらから見て左側には、人が座ってなかった。それを不思議に思ったような思わなかったような気がする。
座ったのは右側の1番後ろの席の前、最後の席には、小学生の時に好きだった子が1人で座っていたけれど、私はその子の隣には座らず、誰もいなかった前へ。
無性に外の景色が見たかったから、毛布を敷いて窓際に座ったつもりだったけれど、実際には窓際ではなく通路側の席だった。
どうして勘違いをしたのか。
それは、座った時に隣を見たら、そこには椅子ではなく何か、座席がせり上がったような感じになっていて、私は窓際までちょっと空間があるけれど仕方がないかと思ったから。
バスはスピードを出して走る。山の中を、ずっと。中というより、山を切り開いて作られた道路を。ガードレールはあるけれど、下は崖で、落ちたら命はないなと思ったから、咄嗟に、車の扉についているような鍵を閉めた。
暫く外の景色を見ていて、ふと、通路を挟んで右側を見たら来たときは誰もいなかったのに、席が埋まっていた。その中の1人(仲は普通)が立ち、私も釣られるようにして立った瞬間、バスの車体が傾き、激しい揺れが襲った。窓からは崖下が見えた。慌てて私達は座った。するとバスは何事もなかったかのように持ち直し、走る。私は、私達が立ったからバスがバランスを崩して崖下に落ちそうになったんだと思った。
それからあったのか分からない目的地につくまでの記憶はない。
次に見たのは、どこか分からない場所で、仲の良い友達と笑いあっていた。天気は晴れで、風が気持ちよかったような気がする。
今度は、またよく分からないが地下にも思える生活空間のような場所だった。
そしてこれまたよく分からない絵本を私は見ていて、それを見つけたこれまたまたよく分からない人(だったと思うけれどなんとも言えない奇抜な格好をしていた)が私から本を取り上げて何事かを叫んでいた。
ここまで書いといてあれだが、わけがわからない。
多分これで終わって、また。
夢は、やっとあの場面へと至る。
景色はよく知る場所で、私の手には銃が。
校門を通る同級生を遠くから狙い、撃つ。勿論、銃の扱いなんて知らない。けれど、ずっと使ってきたみたいに手に馴染んで、とても扱いやすかった。
少し遠くに見える同級生を見ても、血は見えなかった。
でも、確かに殺した感触がして、確かに殺したと思った。
暫く銃を撃っていた。何人殺したか判らない。最後の1人。何故かそう思った。それはバスで頑として隣を譲らなかった女子で、撃とうとして見れば目が合い、確かに聴こえた何事か。
相手が何を言ったかは憶えていない。
私は撃った。何発も、何発も。この時初めて真っ赤な血が見えた。多分、相手はぐちゃぐちゃだった。
罪悪感はなく、夢は終わった。


夢だから、なんでもありだろうが、なかなかに強烈な夢だった。
そういえば、私の夢にはよく小学生で成長の止まった(原因としては、私の記憶にある姿が小学生で止まっているから)同級生が登場する。
イメージがし易いからだろうと、勝手に思っているけれど、本当はどうなのだろう。
今回のように苦しみのない夢ならば大歓迎なのだが、時々見る、苦しみを伴うような夢は出来れば見たくない。

たとえば、以前見た、溺れる夢。
苦しくて苦しくて、手を伸ばすけれど、何も掴めず。
泳ごうともがいても泳ぐことができず、体は重く、沈むだけ。
もがいてもがいて、やっと夢から醒めると、息が、止まっていた。
通りで苦しいはずだ、と思った。

もし夢から醒めずに、あのまま溺れていたら、私はどうなっていたのだろうと、恐怖した。
死んでいたのだろうか。
それとも、息苦しさに耐えられず、同じ様に起きていたのだろうか。
少しの興味があるけれど、もう1度味わうのはごめんだ。

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